健康的なウォーキング
朝や夕方にウォーキングをしている人をよく見かけます。
彼らの多くが『健康のためにウォーキングをしている』と話します。
せっかくのウォーキングですから、健康効果の高い質の良い運動を心がけたいものです。
健康講座を主催している私が、街でウォーキングをしている方たちの歩き方を見ると「残念だなぁ。」と感じることが多いです。
・背中が丸まって、下を向いて歩いている
・歩幅が狭い
・腕の振り方が少ない
せっかくですからウォーキングの質を改善しましょう。
健康効果を高めるウォーキングのポイントを3つ紹介します。
1.姿勢よく正面を見て歩きましょう
姿勢よく歩くことで、足や腰にかかる負荷を軽減できます。
姿勢が良くなることで肺が広がり、重心も体の真下になるので疲れにくく歩けます。
また、姿勢が良い人は若々しく見えます。
ウォーキングをしている姿は他人から見られていますよ。
2.歩幅を広く歩きましょう
歩幅を広く歩くことは、認知症の予防になります。
姿勢をよくすると、広い歩幅で歩きやすくなります。
股関節や足首の関節も大きく働き、ロコモティブシンドローム予防にもなります。
3.腕を振って歩く
割と見かけるのが『腕を振っているふり』をしている人です。
肘から下だけ、肩から下だけをプラプラと動かしている人はいませんか。
健康効果が高くなる腕の振り方は、肩甲骨が動くことを心がけましょう。
肘を曲げて肩から振ると肩甲骨が動きます。
肩を固定すると、より効果が上がります。
姿勢よく、歩幅を広く、腕を振って歩くことで、インナーマッスルも鍛えられます。
スピードを変えながら歩くインターバルウォークも取り入れると、体が捻じれてインナーマッスルも鍛えられます。
まち歩きの歩き方として2本のストックを持って歩くポールウォーキングも効果的です。
健康効果の高い歩き方で、健康寿命を長く保ちましょう。